アジングのリール番手選び|巻き取り長・糸巻き量・操作の再現性を比べる

アジングのリール番手と巻上長のアイキャッチ。釣りの写真に記事のテーマを添えた画像。 商品レビュー
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こんにちは、釣り好きの5KTです。

アジングのリールは1000番か2000番か。ここまで決めたら、次は何を見ていますか? 同じC2000でも、ハンドル1回転で回収する糸の長さは結構違います。

前のリールと同じつもりでゆっくり巻いているのに、何か速く感じる。そんな違いを番手だけで考えると、原因を見落としやすいです。今回は巻き取り長と糸巻き量から、操作を比べてみます。

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同じC2000でも、59cmと81cm

例にするのは、シマノの公式ページに掲載されているソアレBBです。C2000SSPGとC2000SSHGはどちらも180gですが、最大巻上長は59cmと81cm。差は22cmあります。

ソアレBB500SPGC2000SSPGC2000SSHG
自重150g180g180g
ギア比4.74.46.0
最大巻上長/ハンドル1回転58cm59cm81cm
スプール径/ストローク39.5/8mm43/13.5mm43/13.5mm
公式PE糸巻量の例0.4号100m0.6号140m0.6号140m
商品コード049940049957049964

ここで面白いのが、500SPGとC2000SSPGの巻上長は58cmと59cmで近いことです。小さい番手ほど、必ずゆっくり回収するわけではありません。番手、自重、巻上長は、一つずつ見ましょう。

出典:シマノ「ソアレBB」公式仕様。2026年10月6日確認。旧モデルと数値が混ざらないよう、販売ページでも商品コードを確認してください。

回すテンポをそろえると、糸の回収量が変わる

計算してみましょう。2秒でハンドルを1回転させるなら、59cmのリールは毎秒29.5cm、81cmのリールは毎秒40.5cmの糸を回収する計算です。これはカタログの最大巻上長を使った例で、ルアーの水中速度を示す数字ではありません。

同じ1回転でも、回収する糸は違うソアレBBの公式最大巻上長はC2000SSPGが59cm、C2000SSHGが81cm。2秒で1回転なら計算上29.5cm毎秒と40.5cm毎秒。PGの1回転分59cmをHGで回収するには約0.73回転。実際の巻き取り長は糸巻き量等で変わり、ルアーの移動距離ではない。空飛ぶアングラー / 次の釣行で確かめる同じ1回転でも、回収する糸は違うソアレBB / 最大巻上長で比べる計算例C2000SSPG59 cm2秒で1回転 → 29.5 cm/秒C2000SSHG81 cm2秒で1回転 → 40.5 cm/秒59 cmをそろえるなら、HGは約0.73回転糸巻き量で実際の巻上長は変わる。ルアーの移動距離とも別。
メーカーの最大巻上長を使った計算例です。実際の巻き取り長は糸巻き量などで変わります。糸フケがある場合、回収した長さがそのままルアーの移動距離になるわけではありません。

PGでうまくいった「2秒で1回転」をHGへそのまま移すと、回収量も増えるわけです。同じ59cmを回収したければ、HG側は59÷81で約0.73回転。テンポまで合わせるなら、約2.75秒で1回転が計算上の目安になります。

この換算は、釣れた巻き方を別のリールで試す入口になります。ただ、同じ回収量にしても、投げる向きや糸フケが違えばワームの動きも変わります。その話は巻く速さと流れの関係で掘り下げています。

糸を巻き替えた後は、同じリールでも確かめたい

スピニングリールの巻き取り長を考えるときは、糸が巻かれている半径も見ておきたいです。単純化すると、巻き取り長は「糸巻き半径×2π×ギア比」におおむね比例します。スプール径の数値と、今の糸の外径は同じとは限りません。

仮に糸巻き半径が20mmから18mmになったなら、同じギア比でも回収量は約9割になる計算です。これは架空の寸法で考えた例で、ソアレBBの実測値ではありません。キャストして糸が出ている状態でも半径は変わるので、手元での1回転と遠投先での1回転に差が出ることがあります。

毎回その差を計算する必要はありません。ただ、糸を大きく減らした後や下巻きを変えた後に、前と同じテンポが合わなくなったら、リールの調子だけでなく糸巻き量も見直せる、ということです。

自分のリールの巻き取り長を測ってみよう

手順やることそろえるところ
1フックを外し、陸上でまっすぐ糸を出す同じ糸巻き状態で行う
2糸を軽く張り、ゆっくり5回転で回収する糸フケをなくし、ドラグが滑らない状態にする
3回収した長さを5で割る同じやり方で複数回測る
4糸巻き状態と平均の長さをメモするカタログ値と実際に測った値を分ける

ロッドを動かしたり、糸のたるみを巻き取ったりすると、その分まで混ざります。作業中に糸巻き半径が大きく変わらない範囲で、同じ手順を繰り返すのがポイントです。これは陸上での回収量の確認で、水中のワームの速さを測る方法ではありません。

「今の糸巻き状態だと、1回転でだいたい何cm」。ここがわかるだけでも、巻き方の話を回転数から回収量へ変えられます。リールを買い替えたときの比較にも使いやすいです。

PGとHGは、どの操作を楽にしたいかで選ぶ

よく使う操作比較したいところ買う前に試したいこと
ゆっくり一定量を回収する少ない回収量でも回すテンポを保てるか今のリールで回転を落とし、操作しやすいか確認
流れてくる糸フケを素早く取る必要な回収量を少ない回転で取れるか今のリールで回転を上げ、回収が間に合うか確認
短い距離の軽いジグ単自重・容量・装着したときの持ち重り今のロッドに装着して比べる

巻くテンポをゆっくり保つのが苦手なら、少ない巻上長が助けになることがあります。逆に、潮下へ入った糸フケの回収が忙しいなら、大きい巻上長を比べる意味があります。ギアの名前だけで決めず、普段どの操作で困るかを先に考えたいです。

それから、細いPEの糸巻き量は公式表にその号数が載っているか確認しましょう。上の表の0.6号の容量から、0.2号や0.3号の必要な下巻き量をそのまま決めることはできません。号数と強力の読み方はPEの号数とlbの違いも参考にしてください。

巻上長から候補を比べるなら

ゆっくり回収する操作を考えたい方はC2000SSPG、糸フケの回収量を増やしたい方はC2000SSHGを比較の入口にしてみてください。どちらが釣れるかを決める表ではなく、自分の操作に合う条件を比べるための候補です。

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次の釣行までに、今のリールの巻上長と、糸巻き状態を一度メモしてみましょう。いつもの「ゆっくり」が何cmくらいの回収なのか。そこがわかると、釣れたときの巻き方を次に試しやすくなります。

ロッドとの組み合わせは激流アジングのロッド選び、釣行後の手入れは海釣り後のリールの洗い方へ。

アイキャッチの写真素材:Harrison Kugler/Unsplash。記事テーマのイメージとして編集した画像で、ソアレBBの製品写真ではありません。

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