ロックショアのウェットシューズの選び方|磯ブーツ4モデルを比較

磯場のごつごつした岩の上で、黒いハイカットブーツを履いた釣り人がしっかりと足を踏みしめている様子。背景には波が打ち寄せる海が広がっており、画像中央には『ロックショアフィッシングでウェットスタイル(ブーツ編)』という大きな日本語タイトルが重なっている。 ヒラスズキ
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ロックショアのウェットスタイルで使う靴は、ソールの種類だけでなく、水の抜け方やソックスを履いたときのフィット感も気になるところです。

選ぶ順番は、通う磯に合わせてソールを絞り、排水の構造を確認し、最後に実際の装備でサイズを合わせると整理しやすくなります。

この記事では、その選び方と比較候補になる4モデルをまとめます。各製品の紹介はメーカーの仕様に基づくもので、4足を履き比べた実釣レビューではありません。
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商品リンクは広告です。比較する際は、通う磯に合うソールと、ウェットソックスを履いたサイズを先に確認してください。

ウェットスタイル全体の装備は、ロックショアのウェットスタイル入門で紹介しています。

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まずはソール・排水・フィット感を確認

確認すること購入前に見るポイント
ソール通う磯の岩質や藻の状態、渡船のルールに合うか
排水水が入ったときに抜ける構造になっているか
フィット感使用するソックスで、かかとが浮かず、つま先が当たらないか
履き口・調整方法足首を動かせるか、靴ひもやダイヤルで締め具合を調整しやすいか
補修フェルトやソールを交換できるか、どこまで修理に対応するか

高価な靴ほど自分の釣り場に合うとは限りません。価格を比べる前に、この条件を整理しておくと候補を絞りやすくなります。

ソールは名前だけで決めない

磯靴のソールには、フェルト、スパイク、フェルトとピンを組み合わせたタイプなどがあります。メーカーによって構造や呼び方が異なるため、商品名に加えて靴底の写真も確認しましょう。

ソールの種類構造と確認点
フェルトフェルトを接地面に使うタイプ。摩耗や剥がれも点検したい部分
スパイクピンを備えたタイプ。岩の状態による相性や、渡船での使用可否を確認
フェルトスパイク・ピンフェルトフェルトとピンを組み合わせたタイプ。ピンの配置や突出量にも違いがある
カットラバーピンフェルトラバー・ピン・フェルトを組み合わせたタイプ。製品ごとの構造を確認

同じ磯でも、乾いた場所、濡れた場所、藻の付いた場所で足元の状態は変わります。「このソールならどこでも滑らない」とは考えず、足場を選ぶことが基本です。渡船を利用する場合は、船の床を傷める可能性もあるため、船宿が指定する履物を確認してください。

タングステンピンなら長く使える?

タングステンピンを採用する製品も比較候補になります。ただし、靴の寿命はピンだけでは決まりません。フェルトの減り、アッパーの傷み、接着部分の状態も関係します。

ピンの材質だけで優劣を決めず、交換や修理ができる範囲まで見て選びたいところです。

ウェットスタイルでは排水とソックスの組み合わせが大切

ウェットスタイルは、体や装備が濡れることを前提にした釣りのスタイルです。「水の入る長靴を履くこと」という意味ではありません。

靴を選ぶ際には、防水性と排水性を分けて確認しましょう。今回紹介するような排水に配慮した靴を、防水靴のつもりで購入すると使い方が合わなくなります。

また、防寒は靴だけで決めず、ソックスやウェアとの組み合わせで考えます。ウェアについては、ウェットスタイルのウェットスーツ編も参考にしてください。

サイズは釣行時のソックスで合わせる

普段の靴と同じサイズでも、厚手のクロロプレンソックスを履くと窮屈になることがあります。一律に大きいサイズを選ぶのではなく、製品のサイズ案内を確認したうえで試着するのが確実です。

  • つま先が強く当たらないか。
  • かかとが大きく浮かないか。
  • 足幅や甲が圧迫されないか。
  • 締めた状態で足首を動かせるか。

ハイカットという名称だけで判断せず、足首周りの硬さや自分の足との相性も見ておきましょう。

比較候補のウェットシューズ・磯ブーツ4モデル

モデル比較するときの注目点
シマノ FS-010Vソールから排水する構造と、クロロプレンソックス使用時のサイズ調整
シマノ FS-013WBOAによる調整と、ジオロックによるソール交換
ダイワ DS-3600TGタングステンスパイクフェルトと、柔軟な足首周り
mazume MZWD-692タングステンピンを備えたフェルトスパイクと、幅広のラスト

価格や在庫はサイズ・販売店によって変わるため、購入先で確認してください。

シマノ FS-010V|ソールからの排水に注目

FS-010Vは、カットラバーピンフェルトを採用したロックショア用ウェットブーツです。サイドをラバーで保護し、靴底から排水する構造になっています。

メーカーはクロロプレンソックスを使う場合、インソールでの調整、またはワンサイズ大きめの使用を案内しています。使うソックスが決まっている方は、その条件でフィット感を確認したいモデルです。

購入前には、型番「FS-010V」とソールの種類、希望サイズを確認しましょう。

シマノ公式のFS-010V製品情報

シマノ FS-013W|ソールを交換して使いたい方の候補

FS-013Wは、BOAフィットシステムとジオロックを備えたウェットシューズです。ダイヤルで締め具合を調整でき、対応するソールに交換できます。

初期装備はカットピンフェルトです。 カットラバーピンフェルトなど別のタイプを使いたい場合は、対応する別売ソールの種類・サイズと追加費用を確認してください。

購入時は本体価格だけでなく、自分の用途に合わせたソールまで含めて比較すると判断しやすくなります。

シマノ公式のFS-013W製品情報

ダイワ DS-3600TG|僕が買い替えで選んだモデル

DS-3600TGは、タングステンスパイクフェルトを採用したハイカットのロックショアシューズです。メッシュのアッパーと側面の排水穴を備えた非防水仕様で、足首周りには柔軟な素材を使っています。

僕が磯靴の買い替えで選んだのも、このモデルです。選んだ経緯や、ほかの候補と何を比較したかは、DS-3600TGを選んだ理由にまとめました。

実際のサイズ感は、僕の場合、普段履きと同じ26.5cmに3mmウェットソックスでジャストでした。15回使用後のソール・接着部の状態と、液体ゴム加工の条件も別記事に記録しています。

補修については、フェルト部分は修理対応で交換できますが、スパイク部分のソールは交換できません。長く使うことを考えるなら、購入前に確認しておきたい点です。

ダイワ公式のDS-3600TG製品情報

mazume MZWD-692|幅や足裏の感触も確認したいモデル

MZWD-692は、片足16本のタングステンピンを備えたフェルトスパイクシューズです。水はけに配慮したメッシュ素材と、キャラバン製の幅広ラストを採用しています。

幅広といっても、すべての足に合うわけではありません。ソックスを履いた状態で、幅だけでなくかかとの収まりや甲の締め具合も確かめたいモデルです。

名前の似たスパイクモデルもあるため、購入先では「MZWD-692」「フェルトスパイク」の両方を確認してください。

mazume公式のMZWD-692製品情報

購入前は型番・ソール・サイズを最後に確認

商品ページでは、色やサイズを切り替えると選択内容が変わることがあります。注文前には次の点を確認しましょう。

  1. 欲しい型番とソールの種類が一致しているか。
  2. 使用するソックスを考慮したサイズか。
  3. 交換ソールなど、別途必要なものはないか。
  4. サイズが合わなかった場合の交換・返品条件はどうなっているか。

候補を絞りきれない方は、磯靴の買い替え前に整理した条件も参考にしてください。求める条件を書き出してから商品を見ると、予算との折り合いも付けやすくなります。

釣行前の点検も忘れずに

使い始めてからは、フェルトの摩耗や剥がれ、ピンの欠け、靴ひも・締め具・アッパーの傷みを点検しましょう。手入れは各製品の取扱説明に従ってください。

靴を替えても、波や潮位による危険を解消できるわけではありません。無理のない足場を選び、状況が悪ければ釣行を見送ることも含めて、装備を活用したいですね。

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